2020年4月8日
みなさまへ
上関原発を建てさせない山口県民連絡会事務局
同時多発パフォーマンスへのお礼と報告
拝啓 陽春の候、いかがお過ごしでしょうか?
この度は、同時多発パフォーマンスにご協力下さいまして、本当にありがとうございました。お陰様で600人以上の方にご参加いただきました。当会へお送りいただいたメッセージや写真は約130枚となりました。
同時多発パフォーマンスは3月21日に維新百年記念公園で行われる「上関原発を建てさせない山口大集会2020」の一つの取り組みでした。しかし、新型コロナウイルスの影響で維新百年記念公園での大集会は中止せざるを得ませんでした。ただ同時多発パフォーマンスは場所を選ばないので、個人・団体で実行していただくこととなりました。この企画を盛り上げるため、2月26日より集まったメッセージをFacebookページとTwitter(「#同時多発パフォーマンス」)で拡散するカウントダウンを開始し、一週間分をまとめたものを動画として発信しました。発信する度、多くの方が「いいね」やシェアをしてくださいました。新型コロナを利用し、自粛ムードを蔓延させる動きがある中で、「上関原発を建てさせたくない」という想いを持った人が繋がっていくのを感じました。
メッセージや写真は3月21日までに50枚近くが集まりました。
3月21日(土)、山口県内では下関市、長門市、萩市、宇部市、下松市、柳井市、美祢市、上関町祝島、岩国市、岩国市愛宕山から、県外は大分、広島、愛媛、大阪、京都、神奈川、東京などから同時多発パフォーマンスを行ったと報告がありました。海外では韓国の反核団体から13枚の写真が送られてきました。昨年、同集会にゲストとしてお招きした『おしどりマコ・ケン』さんはTwitterに「#同時多発パフォーマンス」をつけ、ケンさんが作った針金アートの祝島で原発反対の想いを呟いてくれ、深夜には生配信をされていました。祝島では全国から届いた上関原発反対のハンカチメッセージを広場に飾っていました。
皆様から届いたメッセージや写真は「上関原発を建てさせない祝島島民の会」に届けます。
中国電力は昨年、新たな海上ボーリング調査を行おうとしました。祝島の漁業者は生活のための漁をすることで、上関原発建設に反対する人々は様々な形で抗議することで、海上ボーリング調査を中止に追い込みました。しかし、中国電力は未だ上関原発建設をあきらめていません。今後どういう動きをするのか予測できませんが、私たちは祝島の人々とともに今後も上関原発建設の白紙撤回を求め、様々な取り組みを行っていきます。
今後とも皆様のご協力をお願い致します。
敬具
協力団体(順不同)
上関原発を建てさせない祝島島民の会、医療生活協同組合健文会・民医連、戦争はイヤだ市民の会、「3・11フクシマを忘れないつどい」実行委員会、FoE Japan、川崎フューチャー・ネットワーク、"上関原発いらんよね" 光・下松市民の会、総がかり行動・宇部、平和憲法を守る岩国の会、金曜ウォーク(宇部)、全国被爆二世団体連絡協議会、AWC山口、連帯労組・やまぐち、憲法を活かす市民の会・やまぐち、山口被爆二世の会、やまぐち障害者解放センター、いのち・未来うべ、総がかり行動やまぐち、新婦人岩国支部さくら班、「老朽原発うごかすな!5・17大集会inおおさか」実行委員会、上関どうするネット、おしどりマコ・ケン、防府バプテスト教会、上関原発のない未来を!柳井地域の会、脱原発平生町民の会、原発いらん!山口ネットワーク、上関原発を建てさせない山口地区連絡会、宇部地区、萩地区、長門地区、下関地区
個人(場所のみ)
山口市、広島県福山市、岩国市愛宕山、広島県福山市元町、宇部市、周南市、京都市、広島県尾道、神奈川県川崎市、大分市、大阪、東京、愛媛県松山市、美祢市、韓国、場所不明多数
<メッセージ> メールやSNSで届いたメッセージの一部を紹介します。
〇40年近くにわたって上関原発建設を阻止してきた祝島や山口県の皆さんの取り組みは、全原発の廃炉を願う全国の人々を勇気づけています。関西では、関西電力と政府が画策する若狭の40年超え老朽原発(高浜1、2号機と美浜3号機)の再稼働を何としても止めることが、原発をめぐる現在の最大の課題です。このために5月17日に大阪で一万人の結集をめざした集会を準備しているところです。原発の新設を断念させ、老朽原発の再稼働を阻止することで、すべての原発の廃炉に向けた道筋を共につくりあげてきましょう。原発のない、人の命と尊厳が大切にされる社会を実現しましょう! 「老朽原発うごかすな!5・17大集会inおおさか」の実行委会議」
〇私たちは上関が大好きです。お魚は美味しいし、空気も海も空もきれい。
〇上関原発いらない。毎月1のつく日に行なっている、「米軍住宅いらない愛宕山見守りの集い」の集会後、呼びかけに応じてパフォーマンスに参加してくれました。岩国市愛宕神社前公園
〇「後片づけちゃんとできるようになりなさい」と子どもたちを育てているのに、なぜ大人は後片づけのできない原発を作るのか。電力会社のお偉いさん、納得できる説明をしておくれ。
〇上関原発に反対します。命の海を守ろう! 山口のみなさまと連帯! 休日のオフィスにて。
〇記憶はすぐに薄れる、みんな忘れてしまう…と思われがちだけれど、踏ん張り続ける人がいる。未来のために。
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